落合陽一氏おすすめの仮想通貨に関する勉強方法とは?

落合陽一氏おすすめの仮想通貨に関する勉強方法について、今回ご紹介します。

 

2018年2月21日(水) のネット配信番組「LivePicks」の「WEEKLY BITCOIN」コーナーで、仮想通貨に関するおすすめの勉強方法について紹介されていました。

 

■2018年2月21日(水) 22時00分 〜 23時05分
LivePicks「WEEKLY BITCOIN拡大版」2018年2月21日(水)放送アーカイブ

このLivePicksは毎週水曜日の22時から1時間ほど放送されています。毎週「WEEKLY BITCOIN」コーナーでは、落合氏が仮想通貨に関する話題やトピックの考察や説明をしてくれるので、仮想通貨界隈の人にとって非常に勉強になるので、おすすめです。

 

落合陽一氏おすすめの仮想通貨に関する勉強方法についての話題は、番組動画の37分くらいから。

 

落合陽一氏おすすめの仮想通貨に関する勉強方法とは?

一般の方からの「仮想通貨に関するおすすめの勉強方法はありますか?」という質問に対して、

 

落合氏は「論文を読んで一次情報に触れろ」として、以下の2つの論文を挙げました。

 

①サトシナカモト論文『Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System』
http://bitcoin.jp/bitcoin.pdf

ビットコインの発案者とされるsatoshi nakamoto(サトシナカモト)が最初に発表された論文PDFです。論文と言っても9ページのコンパクトな内容。内容は主にビットコインの仕組み、システムについて。

 

②ミツルイワモト論文『Can we stabilize the Price of Cryptocurrency?』
https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2519367

岩本充氏(元日本銀行出身の早稲田大学大学院教授)が2014年に発表した研究論文です。内容は主にビットコインの価格形成について。

 

この2つの論文については、落合氏は自身の公式Twitterでも言及していました。

 

仮想通貨界隈に比較的古くから関わっている人の中で、岩村充先生の考えを尊重する人がけっこう多い印象を持っています。たしかに岩村氏の著書は非常に勉強になる内容なので納得。

 

②の論文について、岩本氏ご本人が2017年7月にインターネット上で軽く言及している内容(下記引用)もぜひ参考に。

まず、ビットコインの価格ですが、私は、それをバブルというかどうかは別にして、安定的に維持し続けるのは難しい、さらに上値に行く可能性もなしとはしないが、反対に簡単に崩壊するリスクも否定できないのではないかと思っています。

ビットコインの価格形成については、2014年から翌年にかけて、これは今日も出席いただいている理事の北村さんや副代表理事の斉藤さんなどと一緒に、“Can we stabilize the price of a Cryptocurrency?”という論文原稿をまとめて、一橋大学経済研究所のHPにディスカッションペーパーとして発表させていただき、これは相当の反響をいただきました。そこでも書いておいたことなのですが、ビットコインの価格は、長期的には、いわゆる均衡価格としてマイニングのコストと釣り合わなければならないはずのところ、ビットコインの生成スケジュール、経済学の言葉でいうところの供給曲線が、そうした均衡価格を安定させるような仕組みになっていないので、ビットコインはわずかなきっかけで上方にも下方にも値が跳びやすいという特徴があります。

もう少し丁寧に言うとビットコインの価格というのは、基本的に、現在どれほどの資源がマイニングに投入されているか(どれほどのマイナーが参加しているか)ではなく、将来的にどれほどの資源が投入されるか(どれほどのマイナーが参入するか)についの「期待」が変化すると、非常に大きく動いてしまうわけです。こうした傾向は、いわゆる資産価格についてはある程度は起こりやすいことなのですが、ビットコインは特にそうなりやすい設計になっています。これは、ぜひとも注意しておきたいことです。 出典)https://dasf.global/2017/07/

 

岩本充氏の著書『中央銀行が終わる日: ビットコインと通貨の未来』も仮想通貨、ビットコインに関して非常に勉強になる内容ですので、あわせてチェックすることを強くおすすめします。

英語の論文読めない!という方向けに

なお、今回ご紹介した論文は2つとも、英文の論文です。

日本語で翻訳されていないと読めない、読む気がしないという方には、簡単に日本語翻訳版を読む方法として以下の方法があります。

注意点としては、
・誰かが翻訳している場合は間違った解釈で翻訳している可能性がある
・Googleの機械翻訳の場合はわかりやすい日本語で翻訳されない
といったことがありますので、その点理解した上で読むようにしましょう。

①ネットで翻訳済の情報を探す

・サトシナカモトの論文
例えば、以下リンクのPDFなど。
http://kogarashi.net/pitchblende/wp-content/uploads/2014/03/BitcoinWhitepaperJapanese.pdf

機械翻訳の日本語訳の論文と、原文を自分で翻訳した内容を照らし合わせながら日本語訳したものとのこと。

・ミツルイワモトの論文
ざっとGoogle検索しましたが見つからず。。

 

②Google翻訳のドキュメント翻訳ボタンでPDFを翻訳
ブラウザでGoogle翻訳にアクセスして、ダウンロードしたPDFを「ドキュメントを翻訳」からアップロードして自動翻訳。下の画像の青字の「ドキュメントを翻訳」をクリックする。
簡単にPDFを翻訳できるものの、翻訳の精度、改行などがイマイチです。

 

③PDFをGoogleドライブに保存→Googleドキュメントで開いて→ツール→ドキュメントを翻訳
②よりも少し手間がかかりますが、翻訳の精度、改行などは②よりも高い印象です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回紹介した2つの論文、間違いなく非常に理解の助けになり、勉強になるものの、仮想通貨、ブロックチェーン、あるいは、テクノロジー、プログラミング、などの予備知識がないまったくの初心者には正直難しい内容だと思います。

少し読んでみて内容が全然わからないという方は、もっとわかりやすく噛み砕いてビットコインや仮想通貨に関して説明している本などを先に読んで一定の理解を得てから再度読むとよいと思います。

初心者向けのおすすめ書籍は以前の記事でまとめたのでぜひ参考にしてみてください。

記事の中の「初心者向け。基礎知識を学ぶ」で紹介している3冊はわかりやすい内容だと思います。

仮想通貨・ビットコイン・ブロックチェーンの勉強におすすめな本のまとめ